CREDO LETTER クレドレター

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  • 2019-06-16

    「美意識」としてのクレド

    昨年のベストセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』(光文社新書)の1項目に「我が信条(Our Credo)」について解説がされています。

    ジョンソン&ジョンソン「我が信条(Our Credo)」については、改めて説明することもない企業の価値観を謳った有名なドラフトです。

    その構成は

    第1段落がお客様と取引先

    第2段落が社員

    第3段落が地域社会

    そして最後が株主

    つまりステークホルダー毎に社員が果たすべき「責任」が綴られています。

    ジョンソン&ジョンソンの社員であるからには、これらの実施は「仕事」であり、ステークホルダーに対する「誓い」でもあります。

    本書は、株主至上といわれる資本主義経済の中で「我が信条」は80年以上前からブレず「お客様」至上であることの美意識を称賛しています。

    ただ、この考え方は欧米では特異なのかもしれませんが、日本では江戸の昔から「三方よし」経営であるとか渋沢栄一「論語と算盤」にみる企業の社会的使命として言われ続けていることでもあるので、私たちには馴染みやすいものです。

    いずれにせよ『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』(光文社新書)は、企業理念を美意識やブランディングの視点からも捉えていて、自社の理念の在り方を考える際の参考として是非読むべき一冊といえます。

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