CREDO LETTER クレドレター

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  • 2019-06-08

    どちらが優先、お客様?協力業者?

    ザ・リッツカールトンホテル(元)日本支社長・高野登氏の著書『一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣』に、こんな文章があります。

    ホテルにタクシーやバスで到着したお客様。当然ホテルスタッフは出迎えますが、そのときスタッフは最初に誰に挨拶すべきか?

    それは「お客様」ではなく「運転手やバスガイド」が正解。つまり「協力業者」が先でその後に「お客様」を丁寧にサポートする。

    もちろん、その真意はおわかりでしょう?この事例から、「2つのこと」を私たちが考える必要があります。

    1、協力業者も、お客様と同様に大切な存在である。(ホテルまでお客様を安全に連れて来て下さった方にまず感謝をする)

    2、協力業者はパートナーである。(ともにホテルを支え、お客様に貢献する外部の専門家という発想)

    改めて自社の「協力業者」という存在の重要性を考えてみたいのです。

    例えばジョンソン&ジョンソンのクレド(我が信条)も、4つある項目のうち一番最初の項目は「お客様」と「取引先、協力業者」について書かれていることからもその重要性が伺えるのです。

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