「クレド」すなわち企業理念を上手に活用して従業員の仕事への意識を向上させ、高い業績で邁進する企業が増えてきました。
また、企業不祥事や企業リスク問題にも対処できる手法としてクレドが注目されています。
今回の第1講義は、ジョンソン・エンド・ジョンソン様のクレドー経営の一端をご紹介いたします。
ジョンソン・エンド・ジョンソン様はクレド経営の先進企業で「OUR CREDO(アワー・クレドー:「我が信条」)を60年以上も根幹に持ちつづけ、素晴しい高業績で世界中からその手法を賞賛されている医薬品・医療機器の世界トップメーカーで、
ザ・リッツ・カールトンホテルもそのクレドー手法をベンチマークしていると言われています。
また、昨今は製品事故や情報漏洩事件、更には内部告発によるコンプライアンス違反の発覚等から、市場から退場を余儀なくされる企業が増えています。クレドの不徹底とそれを現場に導入する仕組みの不在に原因があり、その対策は急務です。
第2講義では、リスクマネジメントの構築手法を、長年にわたり日米欧の企業に啓蒙・導入してきたマーシュジャパン株式会社ディレクターの佐藤徳之氏に講演していただきます。
なかなかオープンな場では語らないお二人の講師の貴重な講演機会へのご参加を強くお勧めいたします。
【第1講義】 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 堀尾
嘉裕氏
(13時30分〜14時45分)
【ザ・リッツ・カールトンホテルがベンチマークしているクレドー経営の創始者―
ジョンソン・エンド・ジョンソンがこだわる「クレドー」とは、一体なにか?】
● 60数年前からクレド経営を実施する理由と経営メリット
● クレドー・チャレンジ/クレドー・サーベイ/社内研修…クレドーを現場で活かす
数々の仕組み公開
● 昨今のCSR(企業の社会的責任)、コンプライアンス、企業不祥事…
に対応するクレド実践の体系
【第2講義】 マーシュジャパン株式会社デイレクター 佐藤
徳之氏
(15時00分〜16時15分)
【クレドと密接に関係する「コンプライアンス」について、
日本第1級のリスクマネジメント専門家が実例をもとに、その手法を講演する】
● 企業経営において、なぜリスクマネジメントが必要か?
● リスク未然防止策、リスク発生時の対応、現状への早期復旧…対策手法
● 様々な事例を基にした、リスクマネジメントが根付いている企業と根付いてない
企業の比較例を紹介。
● 自社内だけの問題ではない!「ステークホルダーとの共有手法」
● 大手企業だけの問題?中堅・中小企業にも迫る危機
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