■ クレドとリスクマネジメント(予防と危機管理)

第13回クレド経営研究会オープン講座
このセミナーの受付は終了しました。
「クレド」すなわち企業理念を上手に活用して社員の仕事への意識を向上させ、 高い業績で邁進する企業が増えてきました。
また企業不祥事や企業リスク問題にも対処できる手法としてクレドが注目されています。

第1講義では、リスクマネジメントの構築を専門に、長年にわたり企業の現場で指導されてきた高田一平氏に、欧米型と決定的に違う日本企業に適した “予防重視のリスクマネジメント”の実際とその導入策をご講演いただきます。

第2講義は、ジョンソン・エンド・ジョンソン様のクレド経営の一端をご紹介いたします。ジョンソン・エンド・ジョンソン様はクレド経営の先進企業で「OUR CREDO(アワー・クレド:「我が信条」)を60年以上も経営の根幹に持ちつづけ、素晴しい高業績で世界中からその手法を賞賛されている医薬品・医療機器の世界トップメーカーです。ザ・リッツ・カールトンホテルもそのクレド手法をベンチマークしたと言われています。

昨今は企業不祥事やコンプライアンス違反により、市場から退場を余儀なくされる企業が増えています。理念の確立とそれを現場に導入する仕組みの不在に大きな原因があり、その対策は急務となっています。今回の両講師の講演からその解決の一端を学んでいただきたいと思います。

日本クレド株式会社 代表取締役 吉田誠一郎
  1 予防重視のリスクマネジメントとは
  ・日本型「ワクチン」対応と欧米型「特効薬」対応の根本的違い
・クライシスマネジメントとの誤解
・ブランド、社員、顧客、株主、取引先、社会…どれを守るのか?の優先順位決め
  2 失敗事例に学ぶ改善策
  ・予防に失敗した雪印/理念のなかったJR西日本/マーケットを読めなかったシンドラー…
・花王エコーシステムの非常に良い危機管理体制づくり
  3 CSR(企業の社会的責任)マネジメントとリスクマネジメント
    ・企業行動憲章の制定(法令遵守規定、コンプライアンスマニュアル…)
・危機管理体制のつくり方

  理念を浸透させるアクション体系
    クレドー・チャレンジ・ミーティング/クレドー・サーベイ/リビング・ザ・クレドー
  リスクマネジメント、CSR(企業の社会的責任)、企業不祥事…に対応できるクレドの実践手法
  全世界に社員12万人超、M&Aで価値観相違の社員が続々入社…そんな企業を一本に束ねるクレドの思考法


講師 高田一平氏(タカタ イッペイ)
立教大学大学院・放送大学危機管理学講師、元・住友海上リスク総研/インターリスク総研取締役主席研究員
安全・品質・リスクコンサルタント。多くの企業現場で、実際にリスクマネジメントを研究・指導した実績をもとに、現在、多方面で活躍。日本型と欧米型のリスクマネジメントの考え方の根本的な違いをベースにした、日本のマーケットならではの予防とリスクマネジメントの運用手法を説く。

講師 堀尾 嘉裕氏(ホリオ ヨシヒロ)
日本クレド株式会社 最高顧問 (元・ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカルカンパニー クレドーオフィス  ディレクター& チーフ・クレドー・オフィサー)
ジョンソン・エンド・ジョンソンは1886年アメリカで創業。消費者向けにバンドエイド救急ばんそうこうや使い捨てコンタクトレンズ、ベビーパウダー…など馴染みの深い商品を販売しています。 また医療機関向けなどの医療機器の販売を日本市場でも積極的に展開をしています。全世界に12万人以上、日本法人は約1850人の社員を抱え、全世界売上533億ドルの企業です。
クレドーは1943年にその原型が完成し、今日まで64年間にわたり不動の経営指針として全社員の仕事の誇り、行動基準を追求する手段として利用されています。 1982年の米国で起きた「タイレノール事件」の迅速、適切な解決では、クレドーの存在が全米にアピールされ、今日でも社員の誇りとなっています。 堀尾氏は2005年、全世界のグループ企業に先駆けて発足した部門「クレドー・オフィス」のディレクターを歴任し、クレドーの社内浸透を専門に扱う部署の責任者として活躍。その後2008年4月より、 日本クレド株式会社最高顧問に就任し、企業のクレド開発、浸透活動にあたっています。

日 程

2008年 6月24日(火) 13時00分 〜 16時 (途中休憩アリ)
                               開場:12時45分

会 場
日本外国特派員協会 メディアルーム(東京・有楽町駅前)
  東京都千代田区有楽町1-7-1 電気ビル20階
対 象
自社でクレド経営を導入・ご検討の企業様を対象とさせていただきます。
参加料
10,000円 (資料、喫茶、税金を含みます)
  ※事前に受講料をお振込み願います。お申し込み頂いた方に
    「お振込み」のご案内をメールにて差し上げます。
主 催
日本クレド株式会社 / クレド経営研究会
      東京都千代田区外神田6-16-3 国際6163ビル3階 
      電話 03-6903-8760
お問合せ・お申込先
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【お電話での場合】 03-6903-8760 クレド経営研究会事務局
【FAXでの場合】 FAX番号 03-6903-8761
【電子メールでの場合】 info@j-credo.com  へお願いします