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  • 2019-07-08

    「ありがとう」を科学する

    多くの企業で展開されている「(仲間と仲間との)ありがとうの交換」。クレドの実践企業リッツカールトンの“ファーストクラスカード”が有名です。

    実際、脳内ホルモンのオキシトシンが生成され、身体的にも前向きな感情を生むことがこの活動から証明されています。

    しかし、企業の現場では「マンネリ」「そんなにネタがない」…などフェードアウトするケースを良く耳にします。

    東洋大学教授の淺間正通氏は、その解決策を考える上で次のようなヒントを提供しています。

    「点で紡ぐより、線で紡ぐ」という科学的な発想を持ってはどうか?

    つまり「ありがとうが発生した事象(点)」を捉えて称賛するのではなく「なぜそれが発生したのかというプロセス(線)」を考える様にすべき、というのです。

    「ありがとうを科学する(実証できる、再現できる、合理性を検証できる)」ことから、一人の素晴らしい行動を全社員が共有できるよう、

    仕組み(コンピテンシー) に落とし込んでいくことが重要であると考えたいのです。

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