- クレドインスティテュート株式会社(日本クレド)TOP
- クレドレター
- 「働き方改革」の順番違い
CREDO LETTER クレドレター
LETTER
-
- 2018-12-10
「働き方改革」の順番違い
私たちが”耳にしない日は無い”といっても過言ではない「働き方改革」。
その内容は、①「長時間労働の是正」と②「生産性向上」
そして最後の③「従業員エンゲージメント向上」だと言われます。
その意味では、まずは①の「労働条件の緩和」が主導しやすいことも相まって、
取り組みに多くの労力と議論の時間を使っているのが現状です。
しかし皆さんはすでにお気づきの様に、本来は順番が逆のはずです。
つまり③「従業員エンゲージメント」である、
自社の仕事の意義、社会的使命の議論があって、
その上で①・②について落とし込んでいかなければ、
目的不在の「時短」になるだけのはずです。
ゆえにクレドや企業理念の議論。いわば「従業員エンゲージメント」を
蔑(ないがしろ)にした「働き方改革」は理想的には順番がまったく
逆だと言わざるを得ないのです。