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  • 2021-02-15

    ジョブ型の人材教育を考える②

    教育の機会はエンゲージメント上位の幹部社員やその候補者に手厚くなるのがジョブ型の制度と一般的にいわれます。

    確かに一理あります。しかしそこにも問題があります。

    上位の社員は会社や上司への忠誠度が高いがゆえに、却って「会社を庇(かば)うために不正をする」という意見があるのです。

    大手企業がここ数年起こしてきたコンプライアンス違反やデータ改ざんなどは、むしろエンゲージメントの高い社員が起こしているという調査もあります。

    人材教育はやはり公平を旨にして、特に倫理感や使命感などの理念や価値観を共有することを継続すべきなのでしょう。

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