CREDO LETTER クレドレター

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  • 2019-05-02

    人材育成…この言葉を簡単にスルーしていませんか?

    社内ではよく「人材育成」という言葉を使います。リーダーの本年度の目標などに必ず入れられる項目です。クレドの文言にも入るキーワードです。


    しかしそれは往々にして「人事・教育部が提供してくれる研修やラーニングに参加させること」だとイメージしていないでしょうか?

    恐らくそれだと「人材育成」とは言えないかもしれません。やはりリーダーの立場にある人は、自分の中でその定義をしっかりしておく必要があります。

    ジョンソン&ジョンソンでは例えば人材育成とは「自分のポストを譲れる人を3人育てること」という仕事がリーダーに課せられます。

    確かにそうしなければ、自分がいつまでも上に行けないし、大きな仕事を任される環境にステップアップできません。仕事上の自由度も高められません。

    では人材育成とは具体的にはどんなことなのでしょうか?

    ・経営レベルの仕事を任せる(現場のことはよく分かる若手社員に経営判断を要する仕事をさせる)・後輩の指導をまかせる・部門横断のプロジェクトに参加させる・会議の議事録を書いてもらう・社長のかばん持ちをしてもらう「経営目線・経営起点」…など

    一例でしかありませんが、以上のことから人材育成とは部下に対して「自分の成長を実感できる仕事をさせること」という定義をすると理解しやすいでしょう。

    人材育成を簡単に考えず、正面から向き合っていただきたいと思います。

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