CREDO LETTER クレドレター
LETTER
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- 2021-02-03
仕事の守備範囲
医療人類学、という学問分野があります。
例えば癌という病気。「医療」で見れば薬や手術で治します。
残念ながら完全に根治できず手を尽くしても諦める場面もあります。
しかし「病」と見れば、その後に緩和ケアをしたりや優しく体に触れるだけでも患者の不安が減り、患者の家族の気持ちも和らげることができます。
打つ手の選択肢が広がります。
そんなことを考える学問です。
さて私たちの仕事も「医療」、つまり日々のルーティンで見ると範囲が限定されます。
しかし「病」を治す視点でみると、様々な付加価値を提供できます。
視野を広くできる可能性はまだまだありそうです。